歯磨き粉の薬効成分
次は歯磨き粉の薬効成分ですが、下記に挙げるもののうちで、1つか2つが含まれていることが多くなっているようです。
ひとつは、虫歯予防のための主成分で、モノフルオロリン酸ナトリウム、フッ化ナトリウム。以下、歯肉炎予防のための主成分で、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンザルコニウム、トリクロサン。歯周病(歯肉炎・歯周炎)予防ための主成分で、塩化クロルヘキシジン、トラネキサム酸、グリチルリチン酸ジカリウム、β-グリチルリチン酸、ビタミンE、塩化ナトリウム。プ
ラークの分解のための主成分で、デキストラナーゼ。歯石沈着防止のための主成分で、ポリリン酸ナトリウム。知覚過敏抑制のための主成分で、乳酸アルミニウム、硝酸カリウム。タバコのヤニ除去のための、ポリエチレングリコール、です。
こうした薬効成分は製品によっていろいろ組み合わさっていると思ってください。薬効成分での注意は、グルコン酸クロルヘキシジンが含まれている場合で、この成分は殺菌力と殺菌力の持続という目的で効果があるのですが、アレルギー症状を起こすこともあります。
また、牛乳由来成分の「カゼイン」や「パラベン」が含まれている場合もアレルギーのある人がいるので、事前に確認が必要でしょう。